AM9:45~13:00
PM14:30~19:00
■土曜
AM9:30~12:00
PM13:00~16:00
オーソモレキュラー医学・機能性医学とは?
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オーソモレキュラー医学(分子栄養学)・機能性医学とは何か?基本概念を紹介
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咀嚼機能や消化機能の低下が栄養状態・健康状態に与える影響
- 歯科治療における栄養補給の重要性
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具体的な栄養素とその効果(ビタミン、ミネラルなど)
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「隠れ炎症」は栄養の敵!?歯(口腔)と全身の健康状態の関連性とは?
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患者様の健康を支えるための血液検査による栄養解析・栄養指導の手法
一般西洋医学と
オーソモレキュラー医学(分子栄養学)
機能性医学との違いとは?
栄養の力で体の健康を守る!
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Point 01
「高値重視」 vs. 「低値注目」
西洋医学:基準値を超えた“高値”に着目し、病的逸脱を重視。分子栄養学:基準以下の“低値”や不足(欠乏)にも注目し、機能低下を重視。
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Point 02
「対症療法」 vs. 「根本原因」
西洋医学:症状や異常値そのものを抑え、対処することが中心。分子栄養学:栄養欠乏や代謝異常といった根本的原因を突き止め、改善を図る。
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Point 03
「病名中心」 vs. 「栄養評価」
西洋医学:疾患名(病名)を特定し、ガイドラインに沿った治療。分子栄養学:ビタミンやミネラル、タンパク質などの栄養状態を細かく評価し、個々人に合った補充や食事指導を行う。
貧血などで舌がヒリヒリしたり痛む症状と栄養の関係
虫歯や歯周病は、口腔内の健康を脅かす一般的な疾患ですが、このほかにもお口の中には舌があり、舌の機能や症状も非常に重要です。舌がヒリヒリしたり症状を出してしまうケースの原因として貧血があげられます。主に、鉄分、ビタミンB12・葉酸などの栄養素の欠乏が舌のヒリヒリとした症状を惹起することがあります。オーソモレキュラー医学・分子栄養学の視点では、鉄分などのビタミンやミネラルの不足状態について詳しく考察することができるため、症状の原因が見つかる場合があります。重度の貧血であれば血液検査データにてわかりやすく結果が出ますが、舌に症状が出ている貧血状態が必ずしもすべて重度の貧血とは限りません。当院では、医師による血液検査データのレポートもお渡しできるため、必要に応じて医科のクリニックをご紹介することが可能です。
栄養状態が現在どのようにお体の症状に影響しているかどうかを深く考察し、単純に不足している栄養素だけを補充するということだけではなく、たんぱく質や糖質や脂質などのエネルギー源や体づくりの原料となっている栄養素のバランスも見ることで、全体的に健康な状態に近づけると考えています。
加えて、当院では、お口の中の咀嚼機能や、胃酸の排出量などにもフォーカスを当てることで、その方の消化吸収能力がちゃんと備わっているかどうかを重要視します。いくら不足している栄養素を補おうとしてたくさんのサプリメントを摂取したり、食事の量をむやみやたらと増やしても消化吸収ができなければ、かえって体調を悪くしてしまう可能性があります。
歯科医師の視点で口腔と胃などの上部消化管までの機能をみることにより、食事内容やサプリメントの形態、形状についてオーダーメイドでアドバイスをすることが可能になります。
栄養素がどのように口腔疾患の予防に寄与するのかを理解することで、患者さんは自己管理能力を高め、栄養に基づいた生活習慣の改善に取り組むことができます。歯科医療従事者は、この知識を活用して患者へ効果的なアドバイスを行い、日々の食生活における栄養の重要性を伝えていくことが求められるでしょう。このような視点で歯科治療に取り組むことで、より包括的で個別化されたケアを提供することが可能になります。
結果として、ワークライフバランスなどの、日ごろご自身のエネルギーに影響を与えていた事柄に気づき、調整をしていくことにつながる場合もあります。
今後は、歯科治療と栄養が結びついた新たなアプローチがさらに広がることが期待されます。患者自身が口腔の健康を守るためにどのように栄養に配慮できるのか、その具体的な方法についての情報を提供することが、私たちの使命でもあります。
口腔疾患と分子栄養学の関係について
口腔疾患と分子栄養学の関係について
一般的な歯科治療と、分子栄養学的な視点を踏まえて解説!
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# 01
「局所でおきている炎症」に「全身の栄養」をプラス
歯周病や口腔内の炎症は、単に局部の問題だけでなく、ビタミンやミネラル不足など全身的な栄養状態の悪化とも深く結びついています。歯周病や虫歯の治療の段階や予防歯科的な観点においても、全身の栄養状態は重要です。不足している栄養を見直して治癒しやすい体づくりを念頭におくことが重要です。
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# 02
「虫歯や歯周病などの病気を作りやすい状態」に「余分な栄養」をマイナス
栄養の視点を加えることで普段の食生活の中での余分な栄養素がみえてくることがあります。特に虫歯については砂糖の摂取量と深い関係がありますが、そのほかにも体づくりをしていく上において余分だったり過剰な栄養素が見つかることがあります。足し算だけではなく引き算も組み合わせていくことにより健康な状態に到達できるスピードが早くなります。
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# 03
「対症療法」×「根本原因」
症状を抑える治療だけでなく、栄養不足や酸化ストレスなどの根本的要因を是正する視点が、長期的な口腔健康の維持には重要となります。特に、歯科治療を一通り終えたあとに良い状態を維持していきたい場合には有効な手段となりえます。
生活習慣への視点は、「木を見て、森を見ず」「歯を見て、体を見ず」といった診療にならない視野を得ることができます。
効果的な栄養療法はライフスタイルの見直し
栄養療法は、ライフスタイルの見直しと密接な関係があります。不足している栄養素を知り、それらを補っていくことも非常に重要ですが、ライフスタイルの中で感じているストレスや運動・睡眠不足などの影響も計り知れません。栄養素の見直しに加えてライフスタイルを少しでも体にとって治癒しやすい方向にシフトをするだけで、栄養療法の効果は倍増すると考えています。この療法を日常生活に取り入れることで、口腔健康はもちろん、全身の健康向上にも寄与します。
食事においては、口腔の健康に深くかかわるものとしては、タンパク質、ビタミンC、ビタミンD、亜鉛、マグネシウム、EPA・DHAなどの栄養素を意識的に摂取することが大切です。例えば、中型の魚(アジ・サバ・イワシ・鮭など)、牡蠣、レバー、あん肝、ブルーベリーやラズベリーなどの食事もおすすめです。免疫力を高め、炎症を抑制することが期待できます。このような食材は、口腔内の健康を保つ上でも効果的です。さらに、プロバイオティクスを豊富に含む発酵食品を摂ることで、腸内環境を改善し、全体の健康を促進する効果もあります。また、食事のタイミングにも注意が必要です。規則正しい食事を心がけ、間食を控えることにより、口腔内のpHを安定させ、虫歯や歯周病のリスクを低減することが可能です。水分補給も重要で、十分な水分を摂ることで唾液の分泌が促進され、口腔内の健康が保たれます。さらに、栄養補助食品の活用も一つの手段になりますが、アドバイザーや専門医と相談をしながら取り入れることが大切です。これらの取り組みを続けることで、歯の健康を守りながら、より良いライフスタイルの実現に繋がります。何より、健康な歯は美しい笑顔を作り出し、自信を持つための基盤ともなります。(写真は、院長が14日間の持続血糖値測定機器フリースタイルリブレを装着した際の写真)
オーソモレキュラー医学に基づく栄養療法が、どのように歯科治療に貢献するのか、実際の患者様の体験談を通じてその成果を見ていきましょう。
例えば、40代のAさんは、元気が出ないことや、虫歯が多いことや、歯がしみやすいこと、歯ぎしりや顎関節症の症状に悩まされていました。客観的にみても元気がない印象で、何とか元気になってもらい、お口の中の症状が出ないようにしたいと考えました。唾液検査や血液検査などを行い、お口の中の病気や症状のリスクとして栄養状態で直したほう良い部分があることがわかりました。Aさんはご自身の判断でサプリメントを購入したり生活習慣を変えました。生活習慣が変わってからおよそ1年間以上経過した今では、客観的にみたときの印象がだいぶ変わりました。元気な感じが伝わってくるオーラを感じられるようになり、いろいろなことに対して前向きな取り組みをしようとしている感じになっています。お口の中の症状もほとんど出なくなり、お口の中の状態をさらによくするために当院の非抜歯矯正治療も検討しています。
その他の例として、50代のBさんは、奥歯の周りの骨が溶けてしまう病気である歯周病と根尖性歯周炎という歯の根の病気の併発に悩まされていました。歯の精密な根管治療や歯周病の治療ともに、血液検査データを解析して栄養状態を拝見しました。栄養解析の結果より、不足している栄養素が複数見つかり、骨が治りにくい状態になっている可能性が考えられました。栄養素を十分に補充してもらい、中長期にわたって歯周病の治療を繰り返すことで、かつては抜歯が適応な状態だった歯の周りの骨がかなり治癒して戻ってきました。現在では、セラミックによる被せものの治療を行い、経過観察をしています。
次に、30代のCさんは、舌のヒリヒリ感による痛みの症状に悩まされていました。血液検査データを解析したところ鉄分の欠乏による貧血の傾向があることがわかりました。医科のクリニックとも連携を取り診療を勧めました。鉄分などのミネラルやそのほかの栄養素の摂取とともに、よく噛んで食事をすることにも意識を当ててもらい、食生活の改善を図りました。また、ワークライフバランスがかなり仕事に偏っていたらしく、お仕事の負担が減らせるよう正社員からパートへの雇用転換をしたそうです。その結果、生活習慣と栄養状態がかなり変わったことで、舌の症状に悩まされることはなくなりました。元気も出るようになってきたとのことで今後も安定できるようご支援しています。
これらの体験談は、オーソモレキュラー医学・機能性医学・ライフスタイルの観点から栄養療法が口腔健康にどれほど効果的であるかを示しています。実際に栄養療法を取り入れることで、患者様の口腔環境が改善され、生活の質が向上することが期待できます。さまざまな症状に対する栄養の効果を実感した患者様の声を紹介することで、より多くの方が健康的な口腔環境を手に入れるためのヒントとなれば幸いです。
私たちの口腔健康と栄養の深い関係性をご理解いただけたのではないでしょうか。この新たな視点から、歯科治療においても栄養療法が重要な役割を果たすことが分かりました。
口腔健康やお体の健康状態を維持し、さらには将来の病気を予防するためには、適切な栄養素を摂取することが不可欠です。そのため、栄養療法を取り入れることで、虫歯の進行を遅らせたり、歯周病の治療の助けとなる治癒力の向上にもつながります。また、顎関節症や食いしばりや歯ぎしりにおいても、食事療法が効果を発揮する可能性が示されています。
私たちは、栄養療法に関する知識やその実践法について、オンライン診療や対面での相談を通じてサポートしております。
特に、忙しい生活を送られている方々にも、スマートフォンやパソコンを使って、いつでもどこでも栄養に関する相談が可能です。
私たちのクリニックで、あなたの口腔健康において新たなステップを踏み出してみませんか。お待ちしております。
この機会に一歩踏み出して、あなたの歯と栄養の関係を再確認してみましょう。
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院長 手塚 充樹(てづか みつき)の自己紹介文
趣味は、運動と音楽です。元々はバスケットボールを小学校、中学、高校、大学、社会人とやっており出身大学のバスケ部の監督を務めるほどバスケットボール男でした。
しかし、現在はボクシングを趣味で2年間ほどやっています。音楽は、歌やギターなどを趣味としています。
皆さまの歯科診療に携われるのを楽しみにしておりますので口と体の健康について何かあればお気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。
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趣味は、運動と音楽です。元々はバスケットボールを小学校、中学、高校、大学、社会人とやっており出身大学のバスケ部の監督を務めるほどバスケットボール男でした。
しかし、現在はボクシングを趣味で2年間ほどやっています。音楽は、歌やギターなどを趣味としています。
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プロフィール
資格
歯科医師、博士(歯学、口腔外科/口腔内科学 専攻)、作家
学歴
- 2003年 青山学院高等部卒業
- 2009年 鶴見大学歯学部歯学科卒業、臨床研修修了
- 2015年 歯学博士号取得(口腔外科学・口腔内科学専攻)
経歴
- 2009年 鶴見大学歯学部口腔内科学(口腔外科学第2)講座入局
- 2014年 新橋 テヅカ歯科クリニック 副院長
- 2014年 川崎 ジンデンタルクリニック 院長
- 2017年 鴨宮 青山デンタルクリニック 非常勤
- 2019年3月 健康寿命延伸研究会 主催
- 2019年9月 新橋 ヘルシーライフデンタルクリニック 開設
- 2023年4月 学校法人 大原学園 東京立川歯科衛生学院専門学校 兼任教員
現職
- 新橋 ヘルシーライフデンタルクリニック 院長
- 健康寿命延伸研究会 主催
- 学校法人 大原学園 東京立川歯科衛生学院専門学校 兼任教員
院長 手塚 充樹の著書ご紹介
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(歯科衛生学・歯科予防学2部門)
「むし歯で歯医者へ」から「病気予防で歯医者へ」に!
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「歯が痛いから歯科医院に行く」時代は過去のものに?!
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