①研究者中心の信頼できる体制

社員は理化学研究所関係の研究者が主体で、営業担当者は1名のみという構成です。研究に重点を置いた信頼性の高い企業体制となっています。

②包括的な口腔細菌レポート

検査結果には口腔細菌43種類のレポートが含まれており、大腸がん、炎症性腸疾患、過敏性腸症候群などと直接的な関連性を分析できます。

③多岐にわたる全身疾患リスクの把握

幅広い全身疾患のリスクを知ることができます。

④日常生活の質向上への取り組み

アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症など、日頃の生活の質を下げる疾患も対象に含まれており、腸内細菌叢のアプローチにより改善の可能性があります。

⑤エビデンスに基づく具体的な食材によるアプローチ方法の提示

介入方法が具体的でエビデンスに裏付けられています。食材による改善方法として、トマト、オリゴ糖、レンズ豆、シナモン、赤ワインなど、取り入れやすい「チョイ足し食材」が多数提案されます。これらはすべて介入研究によって効果が実証されたもののみ厳選しています。

⑥当院の栄養解析との併用効果

当院の血液検査による栄養解析と併せて行うことで、人体内の状態（炎症や栄養状態）と常在菌の状態（菌のバランスと改善のための食生活）を総合的に把握できます。

⑦口腔から消火器系まで一貫した診療

口から胃腸まで一気通貫での診察が可能となり、現在治療中の全身疾患と今後の未病の両方がアプローチできます。結果として健康寿命の延伸や活力の向上につなげることができます。

従来当院で提供していた腸内細菌検査は、結果が抽象的な部分があり、「結局どうしたらよいかわからない」という印象を持たれることあったため、患者様に積極的にお勧めしづらい状況でした。

今回のシングラムについては、この課題が解消されており、プロフェッショナル仕様として大いに期待しております。

口腔のケアをしながらダイエット

腸内細菌叢が整うことで痩せやすくなることがあります。また、プロバイオティクス（善玉菌を直接摂取する方法）で、とある細菌については、痩せる効果が報告されているものがあります。口腔と腸内の細菌叢を整えつつ痩せやすくダイエットにもつながる可能性があるのはうれしいことかと思います。検査により実際の腸内環境を確認できるので安心です。

咀嚼機能・消化機能の低下傾向をキャッチして日々の栄養摂取を効率化！

お食事の内容や服用するサプリメントを見直したとしても、消化吸収がうまくいかないために思うように健康効果が上がってこない方がいらっしゃることがわかってきています。腸内細菌叢検査シングラムにおいても、「逆流性食道炎」などの疾患のリスクがわかります。また、グミを咀嚼する検査を行うと咀嚼機能がわかります。さらに、血液検査による胃の検査「ペプシノーゲン法」を用いれば消化機能を推察するのに大変役立ちます。また、検査結果に応じて医科歯科連携をとる必要性を探ることができます。血液検査によるペプシノーゲン法では、主に、胃酸の排出量の推察、ピロリ菌性の胃炎や胃がんなどのスクリーニングが可能となるので、ご病気の早期発見につながる可能性が高まります。

毎年薬を買いに行っていた花粉症などのアレルギー対策に

例えば、腸内細菌叢検査シングラムによって花粉症のリスクが高く推定された場合には、腸内環境へのアプローチによって花粉症が改善する可能性があると考えられています。今まで、抗ヒスタミン剤などのお薬でしかアレルギー症状を抑えられないとあきらめていた方も腸内細菌叢検査シングラムをきっかけに改善の糸口が見つかる可能性があります。

口腔の治療と併せて胃腸に悪玉菌が流れないようにコントロール

腸内に向かって口腔の悪玉菌が流れて定着してしまうと、大腸がん、炎症性腸疾患、過敏性腸症候群などの疾患のリスクが高まります。お口の中のケアが必要なのかどうかが全身の観点から把握ができるのも腸内細菌叢検査の魅力です。

およそ２０年先を見据えた未病の予防として

ほとんどの生活習慣病や人体の命を脅かす疾患（がん、循環器疾患、脳疾患など）は、長い年月を経て徐々に病態が進行し、やがて深刻な事態に陥ります。そのため、早めに感度高く異常を検知できる体制を活用することが重要と考えています。２０年先を見据えて未病に対する対策ができるのも腸内細菌叢検査の魅力です。

お子さんのアレルギー対策に

便検査なので針を使う必要がなく非侵襲的な検査である点が腸内細菌叢検査の魅力と言えるでしょう。お子様にもお勧めです。